「甘染病糖」猫槐様へ捧げもの2(相互記念)
目撃者Aの証言:
※プライバシー保護の為音声は変えております。
「しょ、食事する前まではさんもいつも通りだったんですよ。なのにちょっと目を離したら、あんな事に…」
目撃者Bの証言:
※プライバシー保護の為(以下略
「えーっと、まず朝食を盆に乗せて、沖田隊長と向かい合うように席に着いてました。それから?…ああ、確か1回、2人分の水を取りに席を立ってましたね。沖田隊長?席に座って待ってましたよ」
目撃者Cの証言:
※プライバ(以下略
「さんが席を立った時、沖田隊長妙にそわそわしてました。そういえば手に何か小瓶を持っていたような…。こうピンクの液体の入った、」
「「「それだああああああああああ!」」」
近藤、土方、山崎の叫び声に目撃者Cはビクッと肩を揺らした。
そんな彼らを障子の隙間から覗き見ていた沖田は、チッと舌打ちをした。
*****
むかしむかしあるところに、
どえすでゆうめいな総悟くんというおとこのこと、ぺっとのちゃんというおんなのこがいました。
総悟くんはいつもちゃんをおもちゃにしてあそび、ちゃんのいやがるかおや、なきがおをみてよろこんでいました。
しかし、あるとき、総悟くんはふとおもいました。
たまにはちがったあそびかたをしてみたい、と。
いつもとはちがうちゃんであそんでみたい、と。
いてもたってもいられなくなった総悟くんは、おほしさまにおねがいしました。
おほしさま、おほしさま、どうかぼくのどえすごころをみたしてください。
おほしさま、おほしさま、ひじかたさんをころしてください。
するとどうでしょう。
よぞらにかがやくほしぼしたちが、総悟くんのねがいにこたえるかのように、いっせいにかがやきだしたのです。
「―――こうして、お星さまに願いを叶えてもらった総悟くんは、ドMと化したちゃんといつまでも幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし」
「ちょっとまてえええええええええ!」
土方がこめかみに青筋を立てながら、立ち上がった。
「なんだそのドS紙芝居!?お子様に悪影響すぎるわ!つーか途中のお星さまへの願いは何も話に関係ねぇだろうが!ただのてめぇの殺人願望じゃねぇか!」
「いやだなぁ、土方さん。今時の子どもは、これくらいダークな話じゃないと食いつきやせんぜ」
「ダークすぎるわ!」
「まぁまぁ、トシ」
苦笑いする近藤に促され、土方ははぁと溜息をつきながら腰を下ろした。毎度の事ながら、沖田の相手をするのは疲れる。
しかし、今回ばかりは放置するわけにもいかなかった。何故なら、先程の紙芝居、あながちすべてが間違いというわけではないのだ。
苛々を抑えようと煙草に火をつけた土方の視線の先には―――
「総悟さん、2人の新居はどうしますか?やっぱり屯所の近くが便利ですよね」
「そうですねィ、できれば風呂はガラス張り、寝室は壁にも天井にも鏡があって、ベッドがくるくる回るような家がいいですねィ」
「ふふっ、総悟さんってばお茶目ですね。そんな遊園地みたいな物件はありませんよ」
意味の分かっていないは、沖田の腕にそっと手を置き、肩に頬を寄せてくすくすと幸せそうに笑みを浮かべる。
目の前でイチャイチャベタベタする沖田とに、近藤も土方も山崎も殴りかかりたい衝動を抑えるのに必死だった。
これは薬のせい、これは薬のせい―――と何度も呪文のように各々が自分に言い聞かせる。
そう―――なんとは、沖田の悪戯心(なんて可愛いらしいものでもないが)から、惚れ薬なるものを飲まされ、あろうことか沖田を好きになってしまったのである。
ちなみにこの場合は、もちろん恋愛対象としての好きだ。
いつもは沖田からの悪戯で逃げ回る事の方が多いだが、今日は薬の効果によって積極的に沖田に甘えていた。…とんでもなくありえない光景だった。
「まさかちゃんが此処まで骨抜きにされてしまうとはなぁ。なんて羨ま…いや、恐ろしいんだ惚れ薬」
うっかり本音が口から漏れた近藤を軽蔑するように一瞥し、土方は盛大に溜息をついた。
近藤が「お妙さんにも使ってみたらもしかして…いやいやいかんいかん!いや、でもちょっとくらいなら…!」なんて呟いていたので、バレた時は墓を作らなきゃいけないからやめてくれ、と思った。
そして土方は、鋭い眼光で沖田を睨み付ける。
「オイ、総悟。本当に薬の効果は半日なんだろうな?」
「へいへい。取説にもそう書いてありやしたぜィ」
「チッ!解毒剤もないんじゃ、時間が経つのを待つしかねぇじゃねぇか」
半日という事は、あと10時間程はこのイチャイチャ状態が続くという事だ。
…なるべく今日は2人を視界にいれないようにしよう。すごく疲れそうだ。土方は心の中で決意した。
「オイ山崎。隊士達には事情を説明しとけ。面倒な噂が立つ前にな」
「は、はい!」
指示を受けるなり、山崎は立ち上がり部屋を飛び出した。
山崎の背中を見送ってから、土方は再び沖田へと目を向ける。
「それから総悟。が従順なのをいい事に、不埒な真似するんじゃねぇぞ」
「土方さんじゃねぇんだから、その辺はわきまえてまさァ」
「俺はそもそもこんな惚れ薬使おうなんざ思わねぇよ!黙ってろドS!」
「―――やめてください、土方さん!総悟さんを怒らないでください!」
「っ、な…っ!?」
突如、が沖田を庇うように立ち上がり、声を荒げた。
妹のように可愛がっていたからのまさかの攻撃に、流石の土方もうっと思わず一歩退いてしまう。
何故だ!?俺はお前の為を思って言ってやっているのに!?薬のせいだと頭で分かっていても、土方はショックでならなかった。
呆然との怒りの声を聞いていると、の背中から沖田がひょっこりと顔を出した。
そして、沖田はにぃいいっと、人の神経を逆なでするような憎らしい笑みを浮かべたのであった。
―――ブチッと限界点を突破した土方が抜刀して沖田に斬りかかるまで、あと数秒。
そして―――再びに怒鳴られ「嫌いです」とまで言われて土方が本気で落ち込むまで、あと数分。
*****
「総悟さん、此処のお団子美味しいですね」
「んー、ああ、まあな」
3時のおやつ時。沖田はを連れて、団子屋へ来ていた。
最初はイチャイチャっぷりを見せつけ悔しがる他の隊士達を嘲笑い楽しんでいたのだが、それにも飽きてきた沖田は町へ出る事にしたのだ。
ちなみにあまりにが沖田から離れようとせず仕事にならない為、近藤や土方から今日は非番でいいと言われている。だからこれはサボりではない。
町に出るとすぐに、万事屋の坂田銀時に出会った。
沖田の腕に遠慮なく身体を押し付けるの姿を見るなり目を見開き、「え?嘘?え?」と何度も沖田とを交互に指差して蒼褪めていた。
止めにが満面の笑みで「結婚式にはぜひ出席してくださいね。万事屋の皆さんで」なんて言うものだから、銀時は最終的に動かなくなった。
その動揺っぷりが面白かったので、沖田は最後まで嘘を貫き通して銀時と別れた。
…今頃どうしているか。想像するのもまた一興である。
―――しかし、まさかこれほどまでうまくいくとは思わなかった。それが、沖田の正直な感想だった。
惚れたうんぬんだけでなく、の行動自体も普段からは想像できないくらいに積極的で大胆になっているのだ。
当然沖田がやれと言った事(とりあえず三回まわってワンはさせてみた)は頬を染めながら従うし、沖田が言わずとも自然に手を繋いだり腕に手を回したりしてくる。
恐らくここで沖田が冷たくあしらえば、は「総悟さんがいなければ私生きていけないの!」なんて必死に沖田に縋り付いてくるに違いない。
沖田はそんなの姿を想像してみて、胸を高鳴らせた。
(あーすっげぇ楽しいぃ!すっげぇ楽しいぃ!普段の姉さんもこれくらい従順だったらいいのになァ!)
またあの<よろずや>の店長に注文するか、などととんでもない事を考えながら、沖田はパクリとみたらし団子を口に入れた。
もちもちの団子に甘辛のタレがよく絡んでいて絶妙な味わい。うん、今日はなんと良き日だろうか。
「あら、総悟さん。ほっぺにタレがついてますよ?」
「ん?」
「ふふ、そっちじゃないですよ」
と、言いながらは沖田の肩に手を置き…―――すっと自然な流れで顔を近付けてきた。
(は!?)
思わぬの行動にビックリした沖田は、彼女が目と鼻の先まで近づいた瞬間飛びのいた。
突然離れた沖田には不思議そうに首を傾げ「どうしたんですか?」なんて尋ねてくるが、沖田はそれどころではない。
(い、いいいいい今絶対!絶対退かなかったらペロッてやられた!絶対やられた!)
恋人同士ではお約束…かどうかは知らないが『ご飯粒ついてるよ』『え?どこに?』『もう、仕方ないな。私がとってあ・げ・る』なんて言って口で直接取られるあのパターンに持ち込まれるところだった。
普段額にキスをしてもらう事があるくせに今更…と思われるかもしれないが、今日は状況が状況なのだ。
は薬の効果であるにしても、沖田に好意を持っているのだ。勿論、恋愛対象としての意味で。
これを許したら、今日の大胆なだったら、最終的にはあんなことやそんなことにまで発展するような気がしてならない。…それは流石にまずい。非常にまずい。
今日の沖田の目的は、あくまで従順なに軽く“S”コートでもして楽しむ事にある。
それ以上先へ進んでしまっては、薬の効果が切れた時、に確実に軽蔑される。本気で嫌われる。冗談が冗談ではなくなってしまう。
「いやぁ昨日の姉さんは本当に面白かったなあ」みたいな軽いドッキリ感覚で終わらせられなければ意味がないのだ。
みたらし団子は危険だ…!沖田は、急いで立ち上がり、の手を取った。
「ね、姉さん!場所変えやしょう!」
「え?でもまだお団子が残って」
「いいから!さ、散歩したい気分なんでさァ!」
「ふふ、もう。せっかちなんだから、総悟さんってば。お金は払わなきゃいけませんよ?」
くすくす笑いながらは、店員にお金を渡し、再び沖田の腕に手を回してきた。
先程まで意識していなかった小ぶりながらも柔らかい感触が急に気になり始め、沖田は激しく動揺する。
ドSは硝子のハートでできている。しかも、一度ヒビが入ってしまうと修復作業に時間がかかる上、普段は気にならない事柄に敏感になってしまうのだ。
気持ちを立て直すのにこの状態は無理だと判断した沖田は、の手を振り払った。当然のことながら、え?とは悲しげに瞳を潤ませる。
捨てられた子犬のような彼女の姿に心を痛めて視線を外すものの、これは姉さんと自分の為なんでさァ!と、沖田は心を鬼にしてわざと冷たい声で言った。
「姉さん、ここは天下の往来ですぜィ。あんまりベタベタするんじゃねェや」
「で、でも、さっきまではこうしていたのに」
「はっ!ちょっと面白いから乗ってやってただけでさァ。勘違いするんじゃねェよ」
内心は冷や汗ダラダラなのだが、何食わぬ顔であしらう。と、だんだん沖田はいつもの調子を取り戻してきた。
あれ?このままいけば、「私は総悟さんがいないと生きていけないの!あなたの為ならなんでもするから!」な台詞が聞けてしまうのではないか?と思ったのだ。
ドキドキ期待で胸を膨らませながらちらりとを肩越しで見やれば、目尻に涙を浮かべて唇を噛みしめていた。
「そんな…私は総悟さんがいないと生きていけないのに…」
キターーーーー!と沖田は心の中で叫んだ。勿論、表面上は無関心を装っている。
「…だったら何だってんでィ?」
駄目押しをするように沖田は言ってのけた。瞬間はハッと顔を上げ、沖田に縋り付いてきた。
「よし!」と沖田はガッツポーズ。…あくまでも心の中で。
はふるふると濡れた瞳で沖田を見上げる。
そして―――沖田の刀を引き抜いた。
「―――へ?」
沖田が間抜けな声を上げた時には、は刀の先を自分の首元に向けていた。
「総悟さんが傍に居てくれないなら私―――死にます」
(え?え?え?―――えええええええええええええ!?)
ちょ、え?何これ?何この展開?てか誰コレ?本当に姉さん!?嘘!?誰か嘘だと言って!?100円あげるから!何でも好きな物買ってあげるから!
まさかののヤンデレ変化に、流石の沖田も血相を変えた。
しかも周囲には人が集まり始めて、「何アレ、真選組?」「痴情の縺れか?」「若いのにやるなぁ」と言いたい放題。
本当だったらバズーカの一つでもぶっ放してやりたい所だが、今優先すべき事は野次馬ではなくだ。沖田は両手を上げてに声を掛ける。
「ちょ、ま!姉さんはやまるんじゃねェ!冗談!さっきのは冗談だから!」
「いいんですよ総悟さん。私、知っていました。あなたには他に、心に決めた方がいるのですよね」
「いねええええええよ!勝手な妄想してんじゃねえええ!」
「―――さようなら、総悟さん」
「嘘!嘘でーす!嘘ですごめんなさーい!姉さん、お願いだからこっち戻ってきてくだせェ!俺が悪かったから!」
「…本当ですか?」
不本意ながらも謝罪の言葉を入れたのが功を奏したのか、はすっと刀を下ろして沖田に向き直った。
あと一押しだと、の「本当ですか?」の言葉に対して何度も首を縦に振れば、彼女は刀を放り投げ(あ、俺の武士の魂…。)瞳をキラキラと輝かせて沖田に抱き着いてきた。
「やっぱり!信じてました、総悟さん!私が愛しているのはあなただけです!」
瞬間、わっと周囲から歓声が沸き上がり、惜しみない拍手が沖田とに送られた。
…しかし、何故だろうか。
こんなに愛を叫んでもらっているのに。こんなに自分に従順なのに。こんなに皆に祝福されているのに。沖田はちっとも嬉しくなかった。
むしろひどい疲労感が襲ってきて、呆然と、地面に転がる自分の刀を見つめていた。
と、そこへ、見知った顔が通りかかる。沖田に惚れ薬を売った張本人―――”万事屋”ではない<よろずや>の店長だ。
彼は沖田との姿を見つけるなり、ひゅーひゅーと指笛をならし近付いてきた。
「アイヤー沖田さん憎いネーコノコノー!さっそくアレ使たのネー」
「…なァ、惚れ薬ってこんなんだったか?」
自分の知っている惚れ薬と違う。と沖田は生気の抜けた声で呟いた。
すると店長は、感慨深そうにうんうんと頷きながら、沖田の肩をポンッと叩いた。
「恋は人を変えると言うヨー愛情と憎悪は紙一重ネー」
「変わりすぎなんでさァボケエエエエ!しかもそのドヤ顔超ムカつくんだけど!」
刀よ超能力で動け!そしてこの男を背中から刺してくれ!沖田は店長に殺意を覚えた。
しかし、沖田に超能力などあるはずもなく、空気の読めない店長は「それじゃお幸せにネー」と陽気に手をひらひら振りながら去って行った。
「…あんのヤロー…ぜってぇ後で殺す…っ!」
「…総悟さん?」
不安そうなと目がかち合う。…ああ、こうしていれば普通に…まあ、可愛いのに。
沖田はぶんぶんと首を横に振り、さっきのは白昼夢だったのだと思う事にした。そうでもしないとやってられない。
の手を取り、落ちていた刀を拾って鞘に納め、沖田はにできるだけ優しく微笑みかける。…先程のような事態にならないように。
「姉さん、どこか行きたい所はありますかィ?」
「え、私が行きたい所でいいんですか?」
「姉さんが行きたい所が、俺の行きたい場所でさァ」
「総悟さん…!嬉しい…!それじゃあ私―――」
「―――お風呂はガラス張り、寝室は壁にも天井にも鏡があって、ベッドがくるくる回るようなお部屋に入りたいです」
と、頬を赤く染めるに連れてこられたのはラブホで。
一番恐れていた事態が起こったああああああ!―――と、沖田は滝のような汗を流し始めた。
つーかさっきは「回るベッド?何それ?美味しいの?」みたいなカマトトぶった反応してたけど、本当は知ってるんじゃん!
「い、いや、姉さん、いや、いいんですけどねィ、いや、でもねィ、ホントこれはまずいっていうか、今日はちょっとしたお遊びだったわけで」
「ひどい!私とはお遊びだったんですか!?」
再びヤンデレ化しそうなに沖田は必死になって首を横に振る。(面倒くせええええええ!)
「も、勿論入れるなら入りたいですけどねィ、どうしても越えちゃならねェ一線ってもんが今日はありやしてだからつまりその」
「…駄目ですか?」
うるうると瞳を潤ませるに、沖田はたじたじだ。こんな姿を真選組のメンバーが見たものなら「あれは誰だ!?」と目を疑うだろう。
沖田は本気で考え込んでいた。
薬の効果とはいえ、まさかのからのお誘い。いや、からであろうとなかろうと、女に此処まで言わせておいて断るなんて男としてどうだろうか。
しかもその上で、相手の女がであるのだから、どうして断れようか。(反語)
(でも―――)
沖田は、ぐっと力強くの両肩を掴んだ。見上げたの瞳を真っ直ぐに見つめ、そしてふっと微笑んだ。
「姉さん、ありがとうございやす」
「それじゃあ」
「でも、今日は駄目なんでィ」
「っ、どうしてですか!?やっぱり私じゃ役者不足ですか!?」
「そうじゃありやせん…なんつーか、フェアじゃないっつーか」
「フェア…?」
首を傾げるに、沖田はひとつ頷く。そして、の額にちゅっとキスを送った。
「ちゃーんと普段の姉さんに許可もらったら…そしたら今度こそ一緒に入りやしょう」
「…」
するとは急に押し黙り俯いてしまった。
またヤンデレ化させてしまうかと不安になったが、顔を上げたは目尻に涙を浮かべながらもとても幸せそうに笑っていた。
「はい…分かりました。総悟さんが、私の事を大切にしてくれているのが分かっただけでも私、すごく嬉しいです」
―――その言葉は「愛しています」なんかよりもずっとずっと心に響くもので。
沖田は照れくさそうに頬を掻き、赤い顔を見られないようにに背を向けながら、その小さな手をとった。
「…行きやしょう姉さん、ここ以外にも楽しい所は沢山あらァ」
「そうですね。行きましょう、“沖田さん”」
あれ?沖田さん?なんて一瞬思ったけれども、指摘してしまうとこの温かな温もりを手離してしまわなければいけない気がして。
沖田は気付かないふりをして、歩き出したのだった。
惚れ薬も悪くはなかったけど、やっぱり普段の姉さんが一番でィ―――なんて柄にもない事を思いながら。
「―――…っていう夢を見たんですけど、だったら最初に許可もらっとけばいいんだって気付きやしてね。つーわけで、姉さんこれ飲んでラブホ行きやしょう」
「アホかああああああああああああ!」
結局、惚れ薬はの口に入る前に土方によって処分され、事なきを得たという。
めでたし、めでたし。
オワリ
+++++
相互リンクの御礼に「甘染病糖」管理人・猫槐様に捧げます!
<【屯所の猫】シリーズで何かひとつ>との事でしたので書かせていただきました。
こ、こんなのでよろしかったでしょうか…?
まさかの夢オチ!っていうか夢オチにする必要あったのか!?
しかも最初はもっと甘く終わらせる予定だったんですけど、気付けばギャグに走ってました…!キャラ崩壊させてすみません…!
あと他には、惚れ薬を間違って近藤さんが飲む→ヒロインに惚れる、なんてネタも考えたのですが、そうすると互いに「責任とって結婚しましょう!」ってなりそうで怖かったので止めました。←どうでもいい。
こんなのでよろしければどうぞもらってやってくださいませ!
それから改めまして相互リンクありがとうございました!
ではでは猫様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
(2011/09/12) 一之瀬
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うきゃぁぁぁぁぁぁ!一之瀬さんんんん!大好き!
「屯所の猫設定でお一つお願いします」なんて無茶ぶりにこたえてくださった素敵作品。素敵、素敵過ぎる。
とりあえずね、土方と山崎の掛け合いがね、なんともかわいらしいよね!!
後は総悟がwwドSなのかヘタレなのかwwどちらもなのかwwすーんごくかわいい*>ω<*
一之瀬さん!本当にありがとうございました!また是非コラボ(?)しましょうっ!