人間とはグロテスクな生き物だ。
それは何も体の中の話ではない。誰しもが心の中にどす黒い欲望渦巻く毒を抱え、それを押し殺して生きているのである。
ひとたびその猛毒に忠実になれば再び抑え込むことは難しい。
そしてその結果そのものを待っているのは社会からの断絶と冷たい鉄格子だけだ。
江戸の某所、広く整備されたその道はしかしながら一般人はめったに立ち寄らない。
自分の中に巣食う欲求、甘い毒に犯され非道を行った者たちが収容されているここ、大江戸刑務所。
そのとある面会室では今日も、熱き夢を追い求めるコンビの壮絶な打ち合わせが繰り広げられようとしていた・・・・。




"sweeToxic"




「アレ?その娘誰っスかアニキ?」

違和感しかないベレー帽ファッションでキメる『悪路木夢砕』作画担当。
極悪非道にして監獄イチの犯罪王――鯱は、面会用の強化ガラスの向こうに立つ相方と、その隣にいる見かけない娘に首をかしげた。
相方・・・『悪路木夢砕』ネーム担当、坂田銀時は今日も死んだ魚の目でやる気のなさそうに白髪頭を掻く。
彼の頭上にもまた、全然似合わないベレー帽が胡散臭そうに鎮座している。

「あーコイツ?まァ俺の妹分みたいなモンだ」
「こんにちは悪路木先生っ。私、って言います。先生の書く漫画大好きです」

おっふ・・・!
神聖な漫画家の打ち合わせに部外者を呼び入れるとはいくら銀時でもいかがなものか、と憤慨しようとしていた心は「ファン(※言ってない)」の文字にいともたやすく崩れ落ちる。
どうやら娘は万事屋で働くアルバイトで、銀時からは妹のように可愛がられているらしかった。
それにしてもそんなパンピーな彼女がこんな監獄に一体何の用だろう。
もしかしてアレか。悪路木夢砕のサインが欲しいとか?!どうしよう俺サインの練習とかしてねーよ!

「昔書いたボツ漫画あったろ?万事屋に(裏紙として)置いてあったネームを偶然読んだみてーでよ。その続きを是非とも書いて欲しいって聞かねーんだわ」
「昔のボツ漫画?」
「『先生と僕』です!」
「えええェェーーー!?」

『先生と僕』――――ご存知の方もござりましょうが以前寿退職した医務室の美人女医、鳴滝先生(現:長宗我部)へ宛てた、ラブレターならぬラブコミックである。
そもそも話の筋もキャラクターもブレブレなあの話。
ヒロインである先生もなぜか唐突に殺され強制終了してしまったあの話に、続きなんて・・・・?

「先生の死を乗り越え成長した主人公が新たな恋に落ちるんです!」

僅かに頬を赤らめながら控えめに、しかし力強く主張する娘は本当にあの話が気に入ったのだろう。
ボツ漫画とは言え読者にこうも気に入ってもらえたなんて。漫画家魂に火が付くじゃないか。
それもう確実に「先生と僕」ではなくなってるけれども。

「同主人公での別タイトルか・・・!」
「シリーズものでよくあるだろそーいうの?なかなか面白そうじゃねーか」
「アニキまで・・・・・・よォし!丁度ネタにも詰まってたところだし描いてみるか!」
「本当っ?やったーっ!」

じゃぁね!意気揚々とは語りだす。
主人公は高校を卒業して社会人になってるの。職業は街の平和を守る警察官。
もともと恵まれていた才能もあって剣の腕は随一!
若くして幹部にまでも昇り詰める強くてかっこいい彼はある日、チンピラに絡まれている女の子を助けて・・・

「待て待てマテまてィ?!ちょっと待って?!えーっとちゃんだっけ?ちょっと飛躍しすぎじゃないかなァ?!前作の面影っつかキャラ設定まで変わってない!?主人公は確かにフェンシング部だが腕っ節はさっぱり・・・」
「更に親が再婚して名字も『沖田』に・・・」
「待てつってんだろコラァァァ!!主人公なんべん改名させるつもりだァァ!んなころころ苗字変わる主人公読者にわかり辛過ぎるだろうがァ!!」
「まァまァおちつけよ、鱸」
「似てるけど違う字ィィィ」

銀時の話を聞いて鯱は頭を抱えた。
真選組の剣豪、一番隊の沖田総悟。長らく監獄生活を続けている自分もさすがにその名は聞いたことがある。
なんでもこの娘、どういう偶然かそんな沖田総悟に通勤中助けてもらったのだとか。
それからというものすっかりお熱で、万事屋の仕事にもてんで力が入らないらしい。
そこで今一度漫画の力で何とかの恋を応援してやれないものかと・・。

それ完全に悪路木夢砕の漫画が好きってか主人公の面が似てるからっていう不純な理由じゃないですかァァ。
アニキィィィ!これもう『先生と僕』っつーか『先生』でも『僕』ですらもない話になってきちゃってますけど!
そんな事を小声で訴えれば、何故か相方にギロリとものすごい剣幕でにらまれてしまった。

「は?何?俺の可愛い妹分のアマズッパイ悩みを聞き入れちゃくれないワケ?」
「イヤしかし・・!」
「悪路木先生よォ、オレたちゃ漫画家だ。色んなことを体験して引き出しの数を増やしていくのもまたトレーニングだ」

この間お前はオマエの恋心を漫画にした。今度はその恋心っつーのを傍からの立場で見るっつーのも、一つの経験なんじゃねーか・・?
全くわけのわからない説得力でもって銀時に諭された鯱は、しばらく無言になった後にふるふると肩を震わせる。
冗談じゃねェ!

「うおぉぉぉおおぉ!アニキィィ!アニキがそこまで俺の事を考えててくれたなんてェェ!!」
「ウンウン、まったくもって馬鹿だなお前は」
「ウォォォオオオ、やってやるぜェェェ!!」

こうして、『悪路木夢砕』先生の最新作ネーム構想が始まったのであった。




*****

sweeToxic-甘い毒-
作:悪路木夢砕


俺の名は御子柴 剣(みこしば つるぎ)。
昔は長宗我部(ちょうそかべ)という苗字だったのだが親が再婚して御子柴になった。
最近また親が再婚して沖田になりかけたがそこは気合いで阻止したぜ。だから俺は御子柴だ。
俺は高校時代フェンシング部だった。当時の事を思いだすのは辛いが、今は感謝している。
高校卒業後警察官に就職した俺は当時の努力がやっと花開き剣術の上達が著しく、この若さで幹部までのし上がることができた。
これも当時厳しく指導してくれた顧問の先生のおかげだ。ありがとう先生。

女の声「キャァァァァァァ!」
御子柴「なんだ今の悲鳴はッ?!」

突然聞こえてきた悲鳴に俺は走り出す。
通りの角を曲がったところで目にしたのはチンピラ数人に絡まれる女の子だった。
「たすけて!」女が叫ぶ。

チンピラ1「何だァてめーはァァ?」
チンピラ2「オイやべーよコイツ御子柴だ!警察幹部でめちゃめちゃ強い御子柴だァァ!」
チンピラ3「逃げろォォ〜」

敵前逃亡とは情けない奴らめ。
あわてて逃げて行った男たちを見やった後、俺はうずくまる女の子にそっと上着をかけてやった。

御子柴「大丈夫ですか?」
万子「ありがとうございます・・・わたし、万子って言います」

無事ならよかった。さァて、じゃぁ見廻りの続きに行かなくちゃな。
立ち上がる俺の隊服の裾を、その娘・・万子はおもむろにきゅっ、と掴んだ。

御子柴「えっ・・・」
万子「あ、あのっ・・・!」


万子「大・・・・好きなの・・・!」
御子柴「フーン、じゃァそんなに犬が好きなら今度から語尾は『ワン』な

「なんでだァァァァァァアアアアア!!!」


がしゃーん!と面会室のパイプ椅子がひっくり返った。

またとある日の面会室。鯱はパイプ椅子に座り直しながら息を荒げる。
どうやら沖田総悟は最近万事屋を絶好のサボりスポットとしてよく訪れるらしく、隙を見てが漫画を読ませ、空白になった台詞を埋めてもらう・・・・さりげない形で告白を成功させてしまおうという作戦だったのだが。

「何でイキナリ主人公ドエス発動させてんの?!甘い毒っつーか毒しかねェよ!!」
「ううむ、予想はしていたが、手強いな・・」

つぅかなにヒロインの台詞まで弄ってんだァァ!
「"大"・・好きなの」だった筈だろココは!ナニ勝手に"犬"にしてんだ!ナニ勝手にヒロインMにしてんだァァ!!
そしてヒロインの名前ェェ!書いた後に言うのは何だが「万子」はいくらなんでもマズいんじゃないだろうか!

「何がマズいんだよ。万事屋の万子(ヨーコ)だろ」
「読み方じゃなくて字面がマズイでしょう!絶対クラスで苛められるよこのヒロイン!」
「うるせぇ、次の作戦考えるぞ!」

しょんぼり項垂れる隣のの頭を撫でながら、銀時が鯱に指示を出す。
やはり自由度が高すぎる台詞は禁物だ。それまでの流れだけではなく、主人公の台詞後の展開も書いておくことでストーリーの流れを限定する!
例えば「私なんかでいいのかな?」と不安を口にするヒロイン。なにかしら応える主人公。
・・・ここでその後のヒロインが笑顔で「ウン!」と頷くシーンを入れることで。
主人公は嫌がおうにもヒロインを安心させる言葉を言うざるを得ない状況になるわけだ。あわよくば向こうから告白させる!"犬"の部分もうまくごまかして・・これなら・・・、




*****

sweeToxic-甘い毒-
〜第二章〜
作:悪路木夢砕


人の波うねる雑踏を、御子柴と万子は並んで歩いていた。
助けてくれたお礼がしたいという彼女に誘われて、今日は二人で買い物に来たのだ。
"愛犬家"の彼女は御子柴が犬を飼っていると聞いて大層興味を示し、お気に入りのペットグッズのショップを紹介してくれた。

御子柴「気を使ってくれなくても良かったのに」
万子「いいんですっ。ワンちゃんが好きな人に悪い人はいませんから!」

仄かに頬を赤らめながら笑うその表情に少々きゅんときながら、ごまかすようにグッズを見て回る御子柴を見て、万子は内心複雑な状況でいたのだった。
さっきから心臓が飛び出そうだ。あこがれの人と一緒に買い物だなんて、デートみたい・・!
チンピラから助けてくれて以来、万子と御子柴はよく会うようになっていた。
それがまた絡まれないようにという御子柴の配慮なのは解っていても、買い物の誘いにまでOKしてくれるだなんて・・・
・・・・・ちょっぴり期待してしまう。
見つめていた万子の視線に気づいて、「どうしたの」と御子柴はまじまじと万子を覗き込んだ。
(私なんかで、いいのかな・・?一緒に歩いてて迷惑じゃ、ないかな・・?)

御子柴「・・・万子?」
万子「御子柴くん・・・なんで、私なんかのためにいつも会いに来てくれるの・・?」

万子の言葉に一瞬驚く御子柴。手に持っていたリードをぎゅっと握りしめ、万子を安心させるように、優しげな表情で御子柴は答えた。


御子柴「誰が人語を話していいなんて許可を出した?この雌犬が
万子「!・・・・ワンっ!」

幸せそうに万子も頷・・
「ちょっと待てえええええええ!!!!」


「なんつーところで前回の"点"相殺してんだァァァ!!それで相殺したつもりかァァァ!!」
「全然懲りてねーよ!なんに使うつもりだ?誰に使うつもりだそのリードォォ!!?」

またまたとある日の面会室。本日も漫画家悪路木夢砕の会議は困難を極めていた。
テメーが主人公の台詞んところで散歩紐なんて持たすから余計に紛らわしい展開になっちまっただろうが!
んなこと言うならアニキだってなんスか「まじまじと万子を覗き込む」って!狙ってんのか!
ぐずぐずと鼻をすすりながらしおれる娘を、銀時が膝の間に抱き寄せてヨシヨシと背中を撫でてやる。

「泣くな泣くな!オマエは何にも悪くねェ!頼むから万事屋やめるとか言い出すなよな、銀さんはお前の事大好きだよォ!」
「ふぇぇぇん銀ひゃん・・・」

こうなったらなりふり構ってられない。もっと発言を限定する!
吹き出しの大きさも最低限に。絶対にYESとしか答えられないような話の流れで勝負だァァ。




*****

sweeToxic-甘い毒-
〜第三章〜
作:悪路木夢砕


警察の仕事には危険がつきものである。
御子柴がとある任務で大けがを負った事を聞きつけ、万子は病院へと走っていた。

万子「御子柴くんッ・・・!」
御子柴「万子・・!?」

病室のベッドの上では、両腕に包帯を巻いた御子柴が横になっていた。
その上からギュッと御子柴の身体を抱きしめる万子のほほを、一筋の透明な液体が伝った。

万子「・・無事で、良かった・・・」
御子柴「万子、お前、犬語・・」
万子「今はそんな場合じゃないでしょ!!」
御子柴「あ、ああ・・・そうだな・・すまん・・」
万子「私、今日こそあなたに伝えたいことがあるの・・・」

万子「付き合ってください・・・」
御子柴「えっ・・・」

ぽろぽろと涙をこぼしながら、万子はまわした腕の力を強めた。
いつ怪我してしまうかわからない仕事、いつ死んでしまうかわからない仕事。そんなの関係ない。

万子「会いたかった・・・会いたかった・・・会いたかった・・・・!」
御子柴「ドエス!

「ちッげぇぇぇええええええ!!!」


「そこは「イエス」だろうがァァァ!!テメーがドエスなのは知ってるよ!紛れもない事実だよ!」

いつもの面会室。バリーン!と原稿を引きちぎって、鯱は叫んだ。
何でだァァ!なぜかの状況下でその台詞になる?!

「アニキィィ!もう駄目だ、つーか無理だぜこんな男!俺の手には負えねェよ!」
「イヤ、そんなことはない。お前はよくやってくれてるぜ?首尾は上々だ」
「エェ?!何言ってんですかアニキ、相当ヘコんだのか今日ちゃん来てすらないじゃ・・・」

はっ・・・、強化ガラスの向こうで、鯱は大きく目を見開く。
情けないことにそこで初めて気づいた。俺は一体この男の何を見てきたのだろう。
銀時がを可愛がっていることは初めからわかっていたことだ。
そんな、妹の様に猫可愛がりしている娘を、極悪非道で有名な男にすごすご差し出すような真似をする男だろうか。
坂田銀時は。・・・・この男は最初から、自分が守りたい物のためならどんな手を使ってでも邪魔者を阻止するような奴ではなかっただろうか。

「まさか、アニキ・・・こうなることをわかってて・・!?」
「フッ・・・オメーもようやく気付いたようだな」
「最初からくっつかせる気がなかったって事かよアニキ!」

当然だ。銀時は断言する。
俺の毎日の癒し、かわいいかわいいをあんな危険なドエスになどやるものか。
この作戦も最初から銀時の手の内だったと言う訳だ。
沖田総悟の腹黒い一面を目の当たりにさせの恋心を冷めさせる、そしてあわよくばその好意が自分に向けばいいとさえ思っている!

「出来ることなら俺はアイツを惑わす沖田君をこの世からチャゲ化してやりたいと思っている」
「何でそこでチャゲスノート?!チャゲに謝れ!!」
「くくく・・・・計画通り・・!!」

そろそろ仕上げだ。作戦は最終段階に突入する。
剣を握れなくなった主人公が八つ当たりでヒロインに酷い仕打ちをするというものだ。
最期のダメ押しをすることでには沖田総悟をすっぱりと諦めてもらわなければ!

「酷い仕打ち・・・?」
「そりゃァもう本当の沖田君の好きそうな梗塞・凌辱何でもありのドロドロの18禁だ」
「エッ、そ、そんなの無理だアニキ!そもそもこの企画はエロは禁止のはず・・・!」
「鱸ィ・・・俺は守りたいだけなんだ、あの悪魔から可愛い妹分を、救ってやりてーんだよ・・・!」
「だからソレ違う字だっつってんだろーがァァ!鱸じゃなくて鯱ィィィ!」


「銀ちゃん・・・」


ハッ・・!
カチャリと音がして面会室の扉が開く。
振り向いた先に居たのは他でもない、その人だった。

・・!お前、今の話・・」
「ごめん・・・銀ちゃん、いっぱい心配かけて・・。私なんかのために、たくさん気使ってくれて・・」

ありがとう。その気持ち、すごくうれしい。
そう発するの言葉は震えていて、銀時と鯱は思わず息をのむ。
分かってた。銀ちゃんが沖田さんの事危険視してることも、私のこと心配してくれてることも。
それにこれまでの話だって。
計画どうのこうのとはいえ沖田総悟から帰ってきた言葉は紛れもなく彼の言葉であることに違いないのだ。
世話している雑用娘がそんな変な輩について行こうとして、賛成する人はいないだろう。

でもね、私、この気持ちに嘘つきたくないの。
それによって泣くことになってもいい、傷ついてもいい。
一度しかない人生、その時に感じたことに、抱いた想いに、正直に進みたいの。
約束する・・・これで最後でいい。最後に、もう一度私の気持ちを伝えたいの・・・。

「ちょっとくらい傷ついても大丈夫・・・だって、私の後ろにはいつでも・・・銀ちゃんがいるから・・・」

甘ァーーーーい!!
がはァ!口から血を吐いた銀時は顔を真っ赤にしながらに抱き着いた。

サン俺と付き合ってください!」
「剣術の稽古なら新八君がつけてほしいって言ってたよ」

そうじゃねェェェえええーー!!




*****

sweeToxic-甘い毒-
〜第四章〜
作:悪路木夢砕


万子「キャッ、どうしたの御子柴くん!」
御子柴「うるさい!もう俺は終わりなんだ」

病室の花瓶をなぎ倒した御子柴は自分の包帯まみれの腕を見やって悔しそうに舌打ちをした。
こんな手じゃもう剣を持てない。フェンシングもできない。愛する人を守ってやることすらできやしない。

御子柴「お前ももう俺なんかに構ってないで、どっかに行っちまえばいいじゃないか!」

そう言ってふいと窓の方を見やった御子柴を、万子は後ろから優しく抱きしめた。
「行かないよ。どこにも行ったり、しない」

万子「剣を持てなくても、フェンシングができなくても、いいの。御子柴君が、いいの・・・」
御子柴「万子、お前・・・・・っ、オレ・・酷い事ばっかり言ってきたのに」
万子「私が、ずっとそばにいるから・・・・」

そう言うと、万子はそっと御子柴の唇にキスを落としたのだった。

御子柴「・・ありがとう」
万子「御子柴くん・・?」
御子柴「本当にありがとう」
万子「御子柴くん・・!」
御子柴「ご愛読、本当にありがとうございました!猫槐先生の次回作にご期待ください!

☆ドSweeToxic・・・・完




「漫画どころかこの小説まで終わらせたぞあの餓鬼ィィィ!!」
「しかも何だ『ドSweeToxic』ってェェェ!!なにタイトルまで弄ってんだァ!」

例にもれず刑務所の面会室。
そろって銀時と鯱が振り向いた先に、の姿はなかった。

「アレ・・?」
「アニキ!巻末コメントが・・・!」


●何回も言わなくても分かったっつってんだろうが馬鹿<沖田>
●明日は私用によりお休みいただきますえへへ<


・・・・・・・・・・・・・。

しばらく続いた沈黙の後、
銀時と鯱はそっと巻末コメントを書き足した。



●素敵な企画に参加させていただき、
 どうもありがとうございました<悪路木>
☆愛してるぞコノヤロー!!




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●フリーダム過ぎました反省はしています<猫槐>